腰を掴まれ、秘所をこじ開けられ、裂けようが壊れようがおかまいなしに剛直を突き入れられる。  それが彼女−嫁入りクルセの日常であり、未来であり、そして末路であった。  だが、その日の修行は彼女にとっては悪夢以外の何物でもなかった。  感情を抑制されすべてを受け入れるよう教育された彼女ですらそう思うほどの。 「ひきっ…あくっ!」  ずんっ!  生まれたままの姿で石畳の上に獣のような姿勢を取らされ、で子宮口を突き破らん勢いで突かれる嫁入りクルセ。  彼女を責めるのは獄吏の一人であるフェンダーク。  その大きな手は彼女の腰をベルトのように一周し、がっちりと押さえていた。  顔はマスクに隠され、声一つ上げる事なく淡々と腰を動かし彼女を苛み続けるフェンダーク。 「ひっ…くっ!」  腰が押し込まれる度に、くぐもった悲鳴を上げる嫁入りクルセ。  全身が内側からバラバラになりそうな衝撃がたたき込まれる。 「はぁ…はぁ…あ、お願いです…もう止めてください!」  嫁入りクルセの絶叫が石の壁に響く。 「もう止めてください?はははは!自分の立場が分かっていないようだな!」  石段に腰掛け、ワインのような液体の入った酒瓶を片手に嘲笑をぶつけるフェンダークこと>>136。  地下監獄1番区画の管理責任者で、フェンダークは2番区画の獄吏で彼の悪友でもある。  ちなみに総責任者は言うまでもなくジルダスだ。 「殺されないだけでもありがたく思いやがれ!」  そう言いながら、嫁入りクルセの腹を力いっぱい蹴り上げる>>136。  その瞬間、少女が潰れたのような声をあげ、フェンダークがうめき声を上げる。  ちなみに辛うじて褄先で蹴り上げるのは思い止どまった。  蹴られた衝撃で膣が締り、その拍子に彼が絶頂を迎えたのだ。 「今の、イイ」  ドクドクと子宮に精液を放出しながら、フェンダークが言う。 「俺が責任者になれたのは、前任者が死んだからなんだよ!」 「ご、ごめんなさい…お願いですからもう止めてください」  嘔吐をこらえながら、うつむき謝罪を繰り返す嫁入りクルセ。 「はっ!さんざ俺らの同胞殺しておいて許せだとぉ!?」  そう言いながら彼女の髪を掴み、顔を上げさせる>>136。 「よく見ておけ。お前らもへたすりゃああなってたんだよ!」  涙に塗れた顔の先には、不死者達に囲まれた指導官の姿があった。  指導官はメガネだけを残され一切の装備を奪われた姿で、囚人ゾンビ達の中にほうり込まれた。  腐臭に満ちた中、ペタリと地面に座り込んだ彼女に温もりを求めかっての同胞が襲いかかる。 「んぐっ!くあぁ!」  ゾンビの一人が腐った剛直が彼女の口にねじ込むや、頭を掴み容赦なく腰を前後させる。  死と共に知性を失い、わずかに残った性欲をみたさんと彼女にむしゃぶりつく。  こきょっ…  指導官の頭上で何かが折れる音が聞こえる。  彼女の頭を掴んでいた指の数本が折れたのだ。  しかし痛みを感じぬゾンビは彼女の口を性器に見立て腰を振り続けている。  そこに彼女の背後からゾンビが覆いかぶさった。  床に引き倒され、咥えていたゾンビの一物がもげ取れる。 「げえう…つ!」  指導官が意図せず床に落ちた拍子に吐出してしまうも、すぐに代わりの剛直が押し込められた。  背後からは充分に濡れていない秘所に別のイチモツがねじ込まれる。  彼女の腰を掴むのは知性かそれとも本能か。  爪が白い肌に食い込み、何本もの赤い筋がつぅっと滴り落ちる。 「はぁっ!くっ…ゾンビなのに…」  腐肉の臭いが満ちる中、女性の本能を刺激され高められて行く指導官。 「でも…」  自分如きでも朽ちた同胞への弔になるのなら。  それが無意識のうちに正当化か、純粋な同情か。  快楽に溺れ意識がおぼろげになりつつある彼女に、自問する余裕などなかった。  だが、次の瞬間… 「ひぎっ!?」  ふくらはぎに激痛が走り、我に返る指導官。  噛まれた。  直観的に確信した次の瞬間、肉が食いちぎられた。 「!」  声にならない悲鳴。  あわてて剛直を吐出し振り向くと、食いちぎったゾンビのものと思われる歯と、出血するふくらはぎ。  そして、蹲りクチャクチャと何かを咀嚼するゾンビ本人の姿。 「     」  瞬間、頭が真っ白になった。  彼女自身も剣士時代から色々と経験したが『食われる』のはこれが初めてだった。  文字どおり思考が停止し、凍りついた彼女の顔にいくつもの剛直が押し付けられる。  そして、彼を皮切りに性欲よりも別の欲望を強く求める者達が、彼女の脇腹や腕に纏わり付いた。 「ほぉ。共食いショーが始まったな」  四つん這いの嫁入りクルセに腰掛け、楽しそうに眺めるリビオ。  彼の股間はなんら奉仕を受けていないというのに、今にも射精しそうなくらいにギンギンに勃起していた。 「アア。ハジマッタナ…」  フェンダークはその横で彼女の口に剛直をねじ込んでいた。  既に彼をその口で何回か絶頂に導いた後らしく、その顔は白く濁ったベト液に塗れている。 「しっかりダチの咥えてろよ?てめぇが奉仕怠ったらあの女ぁ食われたまま仲間入りだからな?」  『椅子』を見下ろすリビオ。  目の前では悲鳴を上げる彼女に続々とゾンビが殺到し、巨大な腐肉の固まりのようになる。  やがて悲鳴は徐々に弱くなり、やがて所々からゾンビの咀嚼音が聞こえて来た。 *あとがきというか言い訳@中の人* ガチグロになって正直すまんかったorz