日付不明 暫定日数1日目 記録者 リース・ファフニール 今日から日記を付けるようにしました。 思い起こせばこのような事態になるとは夢にも思わなかったのだけど・・・ 何時も持ち歩いていたメモ帳に覚え書きを・・・ 町で医者を務めながら聖職者としても教会に勤務していました。 最近は大規模な討伐が多く傭兵の方や兵隊の人がたくさん怪我や病気で診療所に詰めかけてきました。 救急品も商店が仕入れてもすぐに無くなってしまうほどに。 私は治療に当たってのポーションの制作や怪我の治療に当たっていましたが薬草がすぐ不足していきます。 私は迷いの森付近まで薬草を採りに支度をして行きました。 白い草や青い草に輝く草を探して迷いの森を散策していました。 突如悲鳴が聞こえたかと思うと数人の覆面をした男性が居ました。 取り囲まれて居たのは同じ聖職者の女性でした。彼らは女性を殴りつけて縛りあげ、近くの馬車へと運び込んでいました。 不意にこちらに振り返り見つかってしまいました。 「見られたからには無事には帰せないな・・・」 私も悲鳴を上げてしまいました。彼らの着る服には血が飛び散って元は黒い服を赤く染め上げる程の返り血。 お腹に衝撃を受けたと思うと鋭い矢が突き刺さっていて、私は痛みの悲鳴をあげるより体の自由が効かなくなっていくのを感じて、目の前がぐらぐらと揺れ、倒れて意識を失いました・・・ 次に目が覚めた時は馬車に乗っていたようです。 手足は縄で縛られ猿轡で喋る事も出来ず、目隠しが視界を奪いぐらぐらと揺れる床に転がされていました。 お腹に受けた矢は引き抜かれていても治療も施されず、揺れるたびに抉るような痛みが走り、猿轡を噛まされた口から呻きが漏れました。 そして何処かへ運ばれて行き、今は暗い牢獄に放り出されているみたいです。 この部屋は3m四方程度の非常に狭い部屋でベッドが部屋の半分を占め、粗末な机がありドアは鋼鉄製の鈍い光を灯していました。 ここに押し込まれて既に何時間経ったのでしょうか・・・採光窓も無く廊下の光が少し漏れ入る程度で同じ暗さのまま・・・ 撃たれた腹部からは出血が収まっても下着もスカートも血に染まったまま・・・ 私に救援を迎えることが出来るのでしょうか・・・ああ・・・神よ、その御名を呼ぶとき我らを救い給え・・・ 食事として出されたのは一杯の皿に盛られたシチューのみ。私は小食のほうなのでそれほど食べませんが、このような状況では食べるに食べれず、お腹に受けた傷を抑えて呻き声が出るばかり。 服と傷が擦れて止まった出血がまたじくじくとにじみ、疲労と眠気が押し寄せて意識が遠くなることも。気を抜けば痛みが私をたたき起こす・・・ 無理矢理にでも食べて満腹感を得ても睡魔と痛みの覚醒。 頬には涙の筋が幾筋も流れ、目を瞑る。 二日目 今日も既に夜となったのでしょう。 私は堕ちた聖職者となってしまいました。教えに背く者に救いの手は差し伸べて頂けるのでしょうか・・・ 大いなる神のその腕(かいな)に私を救う隙間があることを・・・胸に掛けているロザリオに祈りを託して・・・ 受けた股間の痛みはズキズキと私を責め苛ませています・・・ 目が覚めると既に男のローグが私の横に居ました。 何かの薬を打たれその時は意識も朦朧として体に力が全く入らなかったのです。 引きずられるままに部屋から出され、違う部屋へと連れて行かれました。 その部屋には変わった形の椅子やベッド、針だらけの留め具・・・そして大きな水槽が・・・ 私はベッドに押さえ付けられ手足を留め具で止められ固定され、先に来たローグの人は何処かへと行ってしまいました。 何時間経ったのでしょう。私はベッドに抑えられたまま身動きも出来ずに呻きが漏れていました。 すると部屋にローグの他にアルケミストと思われる人の他、同じ聖職者の男性までが入ってきました。 聖職者の男性の方とアルケミストの方はどこかで見た事があるような気もしますが、よく思い出す事が出来ません。 入ってきた人同士で二言三言会話をして私の方へ近寄ってきました。 「治療のほうは?」 「ふむ・・・死ぬほどの傷じゃあるまい。余計な損傷を与えるなよ。ヒール」 軽く治療魔法であるヒールを掛け治療を行ってくれ、腹部の傷も塞がってはいるけどまだ痛みを発して私を苛ませてきます。 しかしこの作業も何か利用出来るからだったのでしょう。 「分かっちゃいますが多少味見しちゃってもいいんすかね?」 「新しい薬品の製造と実験用に生かしてはおけよ。それにホムンクルスの為のデータ採取も残ってるからな」 「少し犯す位いいじゃないっすか」 「お前は少しじゃなくてかなりだろ」 「へへ・・・ご心配なく。ほんの少しなら平気ですよね?」 「点検は終わった。まだ取るべきデータが多い。殺したり壊すなよ」 「それと一応名前や素性も確認しないとな・・・お前の名は?所属なども話せ」 怯えが声を震わせはっきりとは喋れずに唇がうまく動かないので喋るのも苦労して 「・・リース・・・リース・ファフニール。教会の医者をやってました。」 それだけ言うと三人が口を開き 「俺が君の観察と治療に当たるハロルドだ。事故死しないようしっかり見ててやるから安心したまえ」 「へへ・・・兄貴は正直すぎやすぜ。俺は飯より飲む打つ犯すが好きなインプレス様よ。これでも若手幹部だぜ」 「そして私がここの研究所を間借りしているグレイルだ・・・君を使ってしっかりと偉業を果たす。私の実験に付き合って貰えば多少の贅沢も構わんよ。」 「何言ってるんですか、グレイルさんよ、へっへ」 にやにやと笑いを浮かべ目配せを一つ。 「旨そうな体だな。お嬢さんよ」 「うぅ・・・ぅ」 「快楽反応とその後の経過をしっかりやれよ」 薬の影響なのか失血の影響か声も掠れて微かに首を振るくらいしか出来ないのでした。 そんな私に服を脱ぎ覆い被さってきました。同じ聖職者の人へ目を向けても損傷の具合を見るだけのようで何も言ってくれません。 グレイルはメモ帳を広げこちらの体を眺めるだけでやはり最初の一言以外何も言ってくれません。 「ふぐぅぅ・・・」 弱々しく呻きながら、そこにインプレスが取り出したペニスを私に押しつけて口を犯してきました。 「へっへっへ・・・堪んねぇな」 「おぅしっかりしゃぶれよ。噛みやがったらもっと痛めつけるぞ」 押し当てられたモノは大きく、喉の奥まで差し込まれ息が出来ない程でした。 呼吸する事も出来ず、唇が震えて押し込まれるペニスを締め付けていました。 ピチョピチョと部屋に響き、濡れた音が耳を打ち荒い鼻息が私にかかりました。 「ぅぅ・・・ぐぅぅ・・・」 動けない体。窒息寸前の状態。異物感。喉の詰まりが全てが吐き気を催すのに・・・ 「うぐ・・・ぐぅ・・・・・・ん・・・んぐ・・・」 「いいぞいいぞいいぞ・・・気持ちいいぜ!そのまま口の中にぶちまけてやるからよ」 「ううっ・・・ちゅぱ・・・んっぐぐぅ・・・!」 押し当てられたペニスが口内を行き来し淫猥な音を立て、意識の底を溶かしていくようでした。 「そろそろイクぜ。しっかり射精させろよ」 「うっ、くうぅぅ・・・ちゅぶ・・・はむっ・・・」 「ようし、上手だ。ほれイクぞイクぞ。」 ニヤニヤとした薄笑いを浮かべ私を見下ろし、隣ではかりかりとノートに鉛筆を走らせる音が聞こえてきます。 押し当てられたモノがびくびくと震え、口内をさらに圧迫してきます・・・ 「むぐぅぅぅ!うげっげほげほ・・・げぇ・・・」 口の中に入れられていたペニスから粘々とした液体が断続的に吹き出し、口内を満たしていきました・・・ 溢れた液体は頬を伝い顎を伝い、髪に付着していきました。 「しっかり飲めよ!おら飲めってんだろうが!」 「うげぇ・・・うぐ・・・うぐ・・・ぅぅぅ・・・・・・」 途中途中にハロルドは私の体に触れて様子を観察するだけで透明な微笑みを浮かべるばかり。 グレイルはノートにたくさんの書き込みと何かの呟き・・・ 「・・・・・・薄いな・・・・・・増幅薬を試すか・・・・」 そして私は生臭い味と共に喉の詰まる感じが頭に届いた頃にはもう息苦しさと目眩でなのか目の前が真っ暗になっていきました。 ・・・・・・・・・・ 「寝てんじゃねぇよ、おら起きやがれ!」 怒声と共に冷たい水が掛けられ心臓が止まりそうでした。 「つ、めたい・・・さ・・さむい・・・の・・・」 「まだお楽しみが終わってねぇんだよ!おらまだ終わりじゃねぇぞ」 既に手足の感覚が消え始めていました・・・朦朧とする意識を無理矢理起こされ、頬を叩かれても痛みがダイレクトには伝わってきませんでした。 気絶から無理矢理起こされ、まだ何かをされるようでした・・・ 私は絶望という言葉の意味を分かった気がします・・・けど、もう私は・・・だめかもしれない。 意思とは裏腹に口が紡ぐのは祈りの言葉か、絶望の呻きか・・・私にはもう分からなくなってきました。 インプレスはさらに最後の仕上げにリースのショーツに手をかけ引き裂いて剥がす。 「くぅぅ・・・これが堪んねぇんだよなぁ・・・クックック」 ヴァギナは普通の状態でも多少は湿っていていきなり挿入してもそこまでペニスは痛まない。 だがヴァギナのほうはペニスより弱い。多少切れたり傷が出来てしまうこともあるだろう。 「ああっ、あぁぁ・・・ぎぃぁぁぁぁ」 ペニスが埋没するほどリースは悲鳴を上げるがそれも心地よい。 とんでもない激痛が走っているのだろうが俺が良ければそれでいい。 聖職に携わる人間を無理矢理犯すのが最高だ。 清純ぶっていたり格好を付けようとも所詮は女。 「いやぁぁぁぁ・・・はああぁぁぁ!!!!」 結合部からめりっと引き裂くような感じと共に膜を突き破ったようだ。 血に染まったスカートにさらに新しい血を押しつけるように荒々しく腰を動かす。 「クックックック・・・いい感じだ」 「ぁぁぁぁぁ・・・いた・・・いぃぃぃ」 「処女開通ってか。こりゃ役得だな、ククク」 余りの激痛に朦朧とした意識がまた現実に呼び戻されました。 意識が戻ると目の前にインプレスの顔があり上気した風に見えました。 私も痛みと・・・少しの快楽で息が上がっていました。 「そろそろ出すぜ、へっへっへ・・・しっかし痛みがいいのかそれとも淫乱か・・・どのみち締め付けが凄ぇぜ!」 「あ・・・うそ・・・?いや・・・いや!いやぁぁぁぁぁぁ!!出さないでえぇぇぇぇ」 完治するわけの無いお腹の傷も腰の打ち付けでの痛みと拒絶が獣のような悲鳴を私に上げさせる・・・ お腹の中で大きくなり続けたペニスが私の最深部を貫き、ドクドクと震えて中に出ている・・・ 快楽がいくら混ざろうとも中出しの恐怖。けれど私の体は与えられる快楽に締め付け、射精を促す・・・ 「抜いて・・・抜いてぇぇ・・・抜いてよぉぉぉぉぉ」 「へへへ・・・全部出しちまったぜ。もう遅いぜ、処女のお嬢ちゃん」 視界がぼやけるように涙が止まりません・・・ 夜になっても変わらずヒリヒリと痛み、汚されたという事実・・・ 今は遠い昔のような感じ。医師として・・・教会にも勤めていた日々が酷く遠く・・・ 夜は痛みと寂寥感で寝る事が出来ないので、とても疲れた・・・ 頬を伝わる涙が乾くことはありませんでした。 三日目 いつの間にか倒れ込むように眠っていたようです。 何度目の目覚めなのか、それとも深淵への眠りなのか・・・ 体中を鈍痛と激痛の二種が支配し、体を動かすことも出来ない目覚めでした。 今日もとても辛い責め苦を受けてきました・・・ ヒールを受けた傷は辛うじて塞がっているものの擦れると痛みを残し、刺激を与えてきます。 目覚め・・・いえ、悪夢からの帰還か悪夢への旅路なのか・・・ 酷く辛い夢を見ていても、現実の悪夢よりは幾分マシであったでしょう。 「ぅぅ・・・う・・・ぐす・・・すん・・・」 涙が翌日になっても止まらなく、瞼が赤く腫れ上がっているのが分かります。 けど・・・昨日の事が今でも夢となって襲いかかってき、悪夢から現実へ。疲労と眠気が悪夢への繰り返し。 コツコツコツ・・・ 靴の踏む音が外の通路から響いてきました。足音は私の部屋の前で止まりました。 ・・・・・・ここを逃げ出すには少なくともこの部屋から出なくちゃ・・・ 私は逃げだそうと決意しました。開けられる瞬間に飛び出し、一気に駆け抜ける。 余り体力には自信は無いし、運動も苦手でも・・・このまま過ごすよりはきっと。 カチっと鋭い音がしてドアの鍵が外れ、ノブが回され 一気に私はドアに体を押しつけるように外へ無理矢理開けて通路へと飛び出しました。 通路に出るとハロルドがドアに弾かれるように床に尻餅をつけていました。 脇目も振らず通路を駆けだし始め、牢を後にしました。 ・・・・・・・・・ 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふぅ」 走って息があがり、荒い呼吸を整えて周囲を見回して。 ここはどこなのだろう・・・?牢から出来るだけ離れるように、出口を探して走ってもまるで迷路のように入り組んでいました。 「何処へ行くのかね?」 遠くからは静かな、それでいて冷たい声音が反響し私を捕らえ、コツコツと靴が踏みならす音がどこへ逃げても私を確実に追ってきます。 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 声に追い立てられるように、逃げるように私は駆けだして止まらず、振り返らずに。 走ったせいかお腹にキリキリと痛みが走り、体が重たく感じ走る速度は落ちる一方。 「よく頑張った。絶望に陥った者の反応データも採取出来て本当に丁度いい素材だ」 不意に背中に声が掛けられ振り返ると・・・そこには既に部屋の外でグレイルが居ました。 顔に微笑みを浮かべていても、その目は冷徹な研究者のように私を眺めて見回しています。 そして私をその手で首を締め上げ引きずられて部屋に連れ込まれていきました。 「げほげほ・・・」 引きずられて入った部屋はとても暑く、ガラスのコップを焼いていました。 Uの字を逆さまにしたような台に俯せに押しつけられ手首と足首を固定され動けなくなり、炉の近くに置かれ熱気が体を焼いてきました。 暫くすると台車を押してインプレスが入ってきました。台には鉄の取っ手や水の入った大瓶。 他にも小型のナイフや何かの粉の入っている瓶が大小様々に・・・ 最後にハロルドが入ってきてドアを後ろ手で締め施錠しこちらへ近寄ってきます。 「これからちょっとした我慢をしてもらおうか」 「がまん・・・?」 「この瓶には塩と唐辛子を混ぜた物が入っている」 「そしてそこの炉にはコップがある。十分に焼けていて熱いだろうな。これを押し当てていく。」 ぎょっとして炉の方を見るとコップが15個も炉の中で熱されていました。 ぱちぱちと音を立て赤く焼けていて熱気を放っていました。 「一回悲鳴を上げるたびにこのような罰を与える・・・こうだ」 軽く一言言うとナイフを台から取り、振り上げ、振り下ろす。 太股に衝撃。痛みの爆発。止められない悲鳴。 「きゃああぁぁぁああぁぁぁぁ!!!」 刃渡り2〜3cmととても細くてもその鋭利な刃は肉を突き破り神経を切り裂き、痛みが爆発していきます。 「そして出来た傷にこっちの瓶の中身を擦り込むと・・・」 新しい爆発。傷がまるで焼けるように熱を発し、背中を駆け上り意識を痛みで塗りつぶし しゅわわぁぁぁぁ・・・じょろろろろろ・・・・ 「あぁぁ・・・止まらないよ・・・止まらない・・・」 我慢が出来ずにオシッコを漏らして床に水たまりを作ってしまいました。 「兄者も好き者ですねぇ。へっへっへ・・・」 今まで黙って道具を手渡していたローグが私の股間を擦り上げ、そこは粘つく液体を分泌しその指を絡め取って奥へと誘っていました。 グレイルは感心を持つと言うより反応をノートに書き加えていきました。 「素材の反応チェックとホムンクルスの精神構造の製造があくまで目的だぞ。それを忘れるな」 「へいへい・・・兄者は真面目ですねぇ」 私には会話を理解するほどの余裕も無く、与えられる痛みと股間を擦る指の刺激が快楽を私に与えてオマンコをさらに濡れさせ、愛液を分泌し続けました。 「初体験は何時なんだ?」 「昨日・・・昨日が初めて・・・」 「どんな感じだった?かなり乱れて良かったんじゃねぇか?」 「とても・・・痛かった。・・・う・・・ぅぅ・・・」 譫言のように答えて意識は足が発する痛みと性器を刺激する快楽が支配していました。 「そろそろ実験のほうに入るぞ。・・・どうだ?」 「十分ですぜ。・・・このように」 そういってインプレスは煙草をコップに押し当て、先端に火が付くのを見せて深々と煙りを吐き出しました。 道具を乗せていた台から鉄の取っ手を取り出し、炉にくべられているコップを取り上げました。 コップは赤く焼け、ちりちりと音を上げゆっくりと私のほうへ近寄ってきます・・・ 背中に押し当てられた瞬間に 「あああぁぁぁぁあつぅぃぃぃぃぃぃいいいぃぃ!!!」 悲鳴をあげると罰があると理性で止めようとしても押し当てられる灼熱のコップが背中を焼きます。 罰が怖くて悲鳴を我慢しようと思ってもブレーキ以上の激痛。 上げる悲鳴が部屋を木霊する。 「それでだな・・・これを押し当てると中の空気が冷える。冷えると熱されて膨張した空気が収縮する。・・・つまり今のようにな」 説明するように言葉を紡いでも灼熱の痛みが思考力を奪い尽くしていきます。 不意に引っ張られるような感じが灼熱の痛みのする場所から感じると。 ぎりぎり・・・ぎり・・・ぶち・・・ぶちぶちぶち・・・ 皮が肉が、無理矢理背中の肉がむしり取られるように・・・ 「ぎぃぃあぁぁぁぁぁぁ!!いたいいぃぃぃぃぃ」 膨張した空気が一気に収縮。けどコップは完全に皮膚へ焼きつき離れず、中の空気が収縮するほど私の背中の肉と皮を中に捻り取り、限界を超えた緊張から皮膚も肉もぶちぶちと毟られていきました・・・ 不意に液体の爆ぜる音が聞こえると共に痛みは爆発しコップに毟られた皮と肉が耐えきれず、中から血が勢いよく噴き出し赤くコップを染めていきます・・・ 「ん〜、良い感じにマンコが締まるなぁ。やっぱり初物だったのは違うってか」 「大体反応は予想範囲より誤差10%程度か・・・引き続き続ける。とりあえず理性の制動より痛みの反応のほうが強いな。となると試験体の構造は・・・」 「罰則を実行して次いくぞ」 瓶の中身を傷の上で逆さまにし粉が付くと 「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!いぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 絶叫と共に絶頂を迎えてまたオシッコを漏らしながら何度も潮を吹き、流れる血が台を染め、床へと広がっていきます・・・ ・・・・・・ 淡々と押し当てられサイクルする痛み。 嬉々として悪戯をするインプレスの行動。 ギャップが感覚の波を増幅して跳ね返し、 「次で4個目だ」 「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「次で5個目だ」 「あがああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「ペースが少し速い。少し下げてくれ。それと記録のほうはほぼOKだ」 「次で6個目だ」 次々と背中に熱を感じては脳を切り裂く痛みの爆発。それとは裏腹の快楽。 痛みは体を火照らせ汗が溢れ、乳首が立ちオマンコを濡らせていました。 ズボンを脱いだインプレスが私を昨日のように貫くも、痛みと共鳴してのしびれるような快楽と、 増幅する痛み。痛みのサイクルが絶頂になると私も絶頂を迎え、何度潮を吹いたのか・・ どれくらい悲鳴をあげたのか分からなくなり、何時の間にかお腹のなかが熱く感じると私の中へ精液が放たれていました・・・ ・・・・・半刻ほど経ったのかそれとももっと経ったのか、時間の感覚は既に失いようやく最後の言葉が聞こえてきました。 「最後の15個目だ」 「・・・・!!・・・・・!!!!」 もう悲鳴も声にならず口を開閉するも漏れるのは細く浅い呼吸音。 既に背中だけではなく左右の腕にも足にも毟り取られた後が残り、血が私を染め上げていました。 周囲には血臭が広がり視界がぐらぐら揺れ、ぼやけて体中から力も気力も何もかもが抜け落ちていくようでした。 「多少の栄養剤と軽いヒールで死ぬことはないでしょう。グレイルさんいいですね?」 「ああ・・・君の思うようにやってくれ。なに死んだら君の研究材料にして貰っていいぞ」 「やっぱり締まりのいい穴やったぜ。・・・さてあっしはまた見回りと新薬のほう見てきやすぜ」 「だいたい今の所感情も反応パターンもかなり出そろった。そろそろ試験体の製造にはいるとするか・・・最後にアシッドの様子も見たかったが無理そうだしな」 軽いヒールで傷は無理矢理繋げられ、多少の体力が回復するも失った血の量は多く、目眩が酷く意識がぼんやりとし、荷物のように部屋へと運ばれ栄養剤を打たれて泥のように眠りにつきました・・・ 4日目 昨日打たれた栄養剤とヒールで体調は戻りつつもまだ意識は完全にははっきりとしない目覚めでした。 期待しているのか現実逃避なのか・・・それとも諦めによる受け入れなのか・・・ 彼らが訪れるのを待っている私が、ここに居ます。 既に気力を根こそぎ奪われた体は動くことすら出来ず、ベッドに倒れたまま天井を見上げ、 ・・・神の救いがあらんことを・・・安息の地に旅立てる事を・・・ ロザリオに託した願い。叶うことを夢見て再び疲れ果てた体は眠りへと落ちていくのでした。 またいつの間にか外が騒がしくなりました。 複数の足音が通路を響かせ、ばたばたと暴れる音が反響し目が醒めます。 「・・・・!・・・・!!」 距離があるのか何か言い合うような声がしても聞き取れず、乱れた衣類を直して縁へと腰掛けて、 改めて外の様子に聞き耳を立てました。 「ほらほら・・・大人しくしてなさいってば」 「・・・・やだぁ・・・!止めてぇ!!・・・ひぐっ・・・」 「博士、活性薬の実験はいつに?」 二人の女性の声、複数の男性の声、聞き覚えのある両者の声。 男性は恐らくハロルド、グレイル、インプレスの三人 女性の内、一人はとても懐かしい・・・場違いな思いが横切り思い出す。 忘れるはずの無い友達の声。・・・皮肉なようにこんな所で再会するとは・・・ 彼女はシーリア・レイウッド。 もう一人は分かりませんが友達の声を聞き間違えるはずもなく、鉄格子の隙間から外を見ると、 間違いなく彼女は手を引かれ、向かいの部屋に押し込まれていました。 「あ・・・・!」 声を漏らして気を引くと、彼女は私のほうを振り返り、驚きを上げて二人の間をドアが区切りました。 「ああん?お前か・・・お前はこの後お楽しみだぜ、へっへっへ・・・」 こちらのドアの鍵を外し、外に出されるとそこには3人がやはり居ました。 先にいた女性はシーリアちゃんのほうへ押し入って何か体をぐにぐにと弄ったり調べたりしていました。 「どうもお前達は知り合いなのか?」 質問というより詰問口調でにやにやと笑いながら問いかけてきます。 「・・・ええ・・・妹みたいな子よ」 「ほほぅ・・・ならばその美しき友情でも見せて貰おうか?」 「!?」 ぎょっとして見ると向かいでは既に裸にされ縛られているシーリアちゃんが見えました。 それを片手で引きずるように連れ出し、 「あんまり暴れるから殴っちまったよ」 からからと笑いながらその手をぷらぷらと揺らしていました・・・ シーリアちゃんの頬には赤く拳の後が残っていました。 私達はまた怪しげな部屋へ連れて行かれました。 その部屋は薄暗くて、炉に燃える炎が中の様子を浮かび上がらせていました。 見える範囲で変わった椅子が置かれ、壁には様々な針や鞭、ろうそくに大小様々の瓶。 椅子には肘置きには金属の帯が、椅子の脚にも金属の帯と留め具、背もたれにも金属の板とそれからのびる帯。 首らへんに重なる帯は後ろのネジ巻きと連結していて無骨な感じを与えます。 シーリアは押さえ付けられるように椅子に座らせられて手足を留め具で拘束されていました。 「この椅子はガロットって言ってな・・・この首輪が後ろのネジで締まる」 「元々は拷問用だが、場所柄スパイなんかも入ってくるからね。こういう物も用意してあるのさ」 「いやぁ・・・やだぁ・・・何これぇ・・・もう嫌なの・・・」 椅子に押さえ付けられるも苦悶の声をあげ、私と目が合います。 けれど私は反対の壁に押さえ付けられるように拘束されシーリアと向き合ったまま身動きがとれないようにされ、何もできません。 「さて・・・では友達が目の前で拷問される様でもゆっくり眺めていてくれたまえ」 とびっきりのショーを開くように顔を輝かせてグレイルは両手を開き、私がよく見えるように立ち位置をずらしてシーリアの様子がよく見えるようになりました。 「リースお姉ちゃん助けて・・・」 「シーリアちゃん・・・何でこんなことするの?」 後半の問いは私からの問いかけに答えが返ってくるはずもないのですが、 「決まってるじゃないですか。必要だから、ですよ」 「まぁゆっくり待つのは退屈でしょう。ですから早くやりましょうか」 ハロルドはそう言って暖炉へ鉄の棒を差し入れ、座らせた椅子の後ろに回り込む。 ゆっくりとネジを回しながらにやにやと私を眺めてきます。 「ううっ・・・・うぐ・・・・げほ・・・げほげほ・・・息が・・・できな・・い・・・止めてぇ・・・おねが・・い・・・」 ネジが巻かれるたびに首を金属帯が締め上げていく・・・ そのたびに声を漏らすシーリアを見ながらグレイルがぽつりと。 「もしもこの子の身代わりになりたくなったらそう言え。換えてやるぞ?」 「そん・・・な・・・」 友情を試す・・・それは目の前で拷問される様を見せ、その身代わりになるかどうか。 目の前の惨状を見せられ、はいそうですかと変わる事を要求。 でも私も聖職者ではあった者。それにシーリアちゃんの事も。 「うげぇ・・・ゆる・・・めて・・ぐびが・・・いぎがで・・ぎな・・いぃぃ!!!」 「今のところ半分程度。首が折れる事もないし完全に窒息する事もない・・・さぁどうするかね?」 手をひらひらと振り問いかける。覚悟を決めるには多少の時間と一押しが。 助けを求めるその声が細く、浅く、小さく。 その顔から生気が失われ虚ろな目を向けてきます・・・ そして覚悟を決めてつぶやくように・・・ 「お願いです・・・シーリアちゃんを・・・助けてください。代わりに・・・私なら・・・・・・」 途切れ途切れながらも掠れる声でも私はそう、言いました。 「ほほぅ・・・グレイルさん。どうします?」 「誤差がかなり大きいが貴重なデータだ。・・・望み通りに換えてやろうじゃないか。予想ではこれほどの目に遭えば我が身可愛さが先立つものだがね。これだから研究がやめられない」 ネジをゆるめ初めてシーリアの顔に生気が戻る。 荒い呼吸で空気を貪るように何度も何度も深く呼吸を繰り返していました。 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 覚悟を決めていても恐怖は収まる訳もなく、膝が震え小刻みに全身が震えるばかり。 ぱちんぱちんと留め具を外し終えるとシーリアは倒れるように床に転がり、インプレスがその躯を縛り上げ、抱え上げる。 ハロルドは私を拘束する留め具を外し、手を引き椅子へと誘い、座らせられました。 身代わりとなって手足を固定され首に金属帯が回り込み、ぱちんと乾いた音が接合を知らせました。 「うぐぅ・・・ぐ・・・え・・・ぇ・・・」 ネジが締まり帯が締まり気道を確実に締め上げられて、抜ける空気が呻きを誘う・・・ 何度も締めては緩め、締めては緩め、窒息寸前の恐怖と苦しみ。 解放されたシーリアはそのまま気絶したまま位置を交換し、反対の壁に抑えられているもまだ意識を取り戻していません。 出来るならばそのまま気絶していたほうが・・・ 心ではこの光景を見ないように祈り、私は絶え間ない苦痛の世界へ引き戻されます。 「あ・・・ぐ・・・ぅ・・・・ぅ・・・・・・・・・ぅ・・・・・・・」 締め上げが緩められず気道を半分くらい閉ざされたまま固定されました。 必死になって息を吸おうにも吸えず、みるみる息が詰まっていき、その瞬間。 じゅうぅぅ・・・ 焼けるような音がするもすぐには分からなかったのです。 視線を少し落とすと最初のほうに暖炉に並べられた鉄の棒が真っ赤になっていて、それをグレイルが掴み私の腿に乗せられていました。 「ぎ・・・げ・・・ぎぃ・・・・・・・ぁぁ・・・あっぁ・・・・死ぬ・・・・死んじゃ・・・う・・・・」 押しつぶされそうな喉が無理矢理に悲鳴を抑え、必死に吸おうとしていた息が吐き出されていきます。 極度の酸欠が視界を狭めて、ごうんごうんと激しい耳鳴り。触覚の消滅。 焼けたはずの神経も痛みすら発しなく、何も考えることすら出来なくなり・・・ 暗闇のような世界に放り出されるような感覚。 生きている、という感覚は無くなっていき、虚無の世界へ・・・そして意識が闇へと溶けていき・・・ ・・・・・・・・・・・・ これが・・・死ぬ事・・・? 何も無い・・・何も聞こえない・・・何も見えなく、何も感じられない。 ・・・けどもう痛い事も無いんだよね・・・痛い・・・って何だったんだろう・・・ 記憶がどんどん曖昧に、消えていくような感じ。感じ?もう・・・分からない あはは・・・私死んじゃったんだ・・・ しかしまた呼び戻されるようなうねりが私を捕らえて、 闇の中を浮かび、沈み、急に引き寄せられるような、確かな感覚が一筋。 引き寄せられるように闇から現実へ。 「げふ・・・・・・ひゅー・・・・ひゅー・・・」 漏れる音は既にただの空気が抜ける音。締め上げられすぎた喉はもう、治りそうに無いほどの傷。 (おぉ!完全に死を越えてもまた蘇るほどとは!) (成功だな。この活性薬は完全な死の寸前までなら効果がありそうだ。さらに改良を加えれば不死の力を得ることすら出来るだろう) 何かの歓声。意識の復活。虚無から有限へ。 (だがこれほどの死にかけでは放っておけば死ぬだろう) (今日は終了ですか?) (そうだな。・・・これをどう見る?) (まぁ良くて五分五分。正直に言えば九死に一生・・・とは言い過ぎか。私の腕を持ってしても7:3が限界でしょう) (死んでしまったら私のほうが貰っていいですよね?) (ああ・・・好きにしてくれ) また意識が薄れていき・・・ 夢を見ていた・・・気がする。 とても怖い夢。でも布団から出れば消えて無くなる夢。 きっと明日は・・・