くくっ… 思わず笑みがこぼれる。 今宵は最高の月夜だ。 そして、最高のサンプルも手に入れた。 今宵は実験を行う日にふさわしい夜月となるだろう。 くくっ… ギイイイィィィィ… 地下室の扉をゆっくりと開ける。 頑強な鋼鉄に囲まれた部屋 一つの拘束台 そして、一つのサンプルが拘束台の上にいる。 「起きてもらおう」 私は一言呼びかけると、自ら呪文を詠唱した。 そして、サンプルめがけて軽く放つ。 バチンという電磁音とともにサンプルが一度大きく跳ね上がり、サンプルが一気に覚醒する。 「目覚めたか」 幼く美しいサンプルはおびえた表情をしていた。 たまらない、この表情が。 しかし、足りない。 「もっといい表情を見せてくれ」 俺はそういうといきなり短剣をサンプルの右腕に突き立てる。 「ぎゃあああぁあぁぁぁぁあああぁああ!」 最高だ。 このゆがんだ笑顔がたまらない。 俺の股間のイチモツが非常に反応している。 最高だ。 「もっと、もっと見せてくれ」 今度は大きなのこぎり斧を取り出し、左腕の肩部分に当てる。 ブチ ブチブチブチブチブチブチブチブヂュ 「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!」 ブヂブヂブヂブヂゴツッ ゴリ ゴリゴリゴリブヂュブヂュグヂャ 「あああああああぁぁあぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁあああああああ!!!!」 「最高だ、その笑顔。さぁ、もっと見せてくれ!」 ブヂュグヂャグチブチブチ ドンッ 「ぎいぃっ!!ぐぎぃっ!!あがっぎゃっぎゃあああああああああああ!!!」 この悲鳴が最高だ、俺の股間部が非常に反応する。 もうはちきれんばかりに勃っている、痛いほどだ。 「くくっ」 右腕。 「ひぎゃあああぁっぁああぁあああっぁあぁぁっ!!ぎゃあああああああああああああっああぐぁあああああ!!!」 左足。 「ぎゃああああ、ひゃ、ひ、ぅぃぎゃあああああああ」 右足。 「ぎぃぃ、ぎゃぁ、ひぃ、ひぃ」 「斬る場所がなくなってしまった」 しかしこのサンプルが死ぬことは無い。 禁呪の全てを使い作り上げたこの魔方陣がある限り、な。 ここで俺はついに我慢しきれなくなってイチモツを晒す。 「お前の声は最高だ。お前の声を聞くたびに俺のこれは我慢しきれなくなってしまう」 ここでサンプルの服をすべて脱がす。 いや、脱がすというよりは剥がすだな。くくっ 秘部にイチモツをあてがい、一気に挿入する。 かなりきつい、イチモツが痛いほどだ。 処女膜を破り、一心不乱に腰を振り続ける。 ブヂッグチュッミヂッ 「ぎぃっ!ぎゃああああああああああああああ!!!」 くっ。 ビュル。ビュル。 一度果てたにもかかわらず俺のイチモツは萎えない。 むしろまだまだしたい。 そして俺は、サンプルの悲鳴を聞きながらすべての穴で一度ずつ果てた。 そう、すべての穴で。くくっ 「そうだ、お前にいいものをやろう。」 本来の俺がやりたかったことはこれだ。 大きなタンクを取り出し、サンプルの目の前に置く。 サンプルの目にははっきり見えた。 中で何かがうごめいているのを。 そう、蟲のモンスター、ククレの影がはっきりと。 俺は蓋を外し、一歩引いて待った。 ガサガサ ゾワワワワワワワワワワワワワワ いっせいに黒い塊がサンプルの切断された肢体の傷口に集まっていく。 すぐにこの音がステレオとなって聞こえてくる。 グチャブチニヂュグヂュブチブチブチグヂャ 「ひぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!」 素晴らしい。 今までで最高の声だ。 しかし、私の楽しみがそこで突然終わってしまった。 プツン、と糸が切れたかのようにサンプルの首が落ちた。 「ぁぁ、ママぁ。ぃーゃんねぇ」 「ち」 壊れた。 面白くない。 私は肢体に群がる蟲共をいっせいに呪術で焼き払い、その場で処理を施す。 そして自室に置いた。それはまるで人物の石造のごとく顔と体の一部までしか残っていない。 しかしそれでも死なない。 永遠にメロディーを刻み続けるオルゴールになれたのだ。 俺は満足はできなかったが最高な寝床につけれた。 「ぁは、ぁはは」 「ねーぇ、しーちゃん」 「マーマ、今日ねぇ」 「みんなであそぼうよぉ」 「おねぇちゃぁん、だいすきぃ」 「わたしがおねえちゃんなんだからぃぅこときかなきゃだめぇ」 今夜も美しいメロディーを奏でる、美しいオルゴール達。